横浜市西谷浄水場

　小学校の見学会で、西谷の浄水場に行ったことがあります。行き帰りの電車やバスにクラスメートと、わいわい騒いで楽しかったことは覚えています。それでいて、水道施設については何も覚えていません。出来の悪い子だったようです、うさおは。
　50代の頃から、横浜市の水道遺構に興味を覚え、獅子頭共用栓とともに水道道や取水堰などを積極的に見学に行くようになります。体力が無くて未だ行っていない処が沢山あります。
　水路隧道、水路橋は、水道の施設には不可欠です。この土木構図物の趣が好いんですわ。
　レトロな鉄骨で構成された橋、無筋コンクリートの隧道と、技術的に興味をそそるものばかりです。
　明治、大正、昭和の初期、中期頃に建造されたものは、妙に懐かしさを感じて人を虜にしますね。