入江川散策図  その二  2003年1月3日・12日・20日




入江川散策図  その二  2003年1月3日・12日・20日

 入江川については、横浜市の資料はこう言っています。「入江川は鶴見区東寺尾付近を源として西に流れ、神奈川区西寺尾付近でJR横浜線と平行して南に流れを変え、大口商店街横を通って神奈川区子安通りで六派川の運河に分かれ、横浜港に注いでいる。」と。
 更にこうも言っています。「上流のほとんどは暗渠化され、緑道や道路に利用され、河川というよりも水路になっています。中下流は石積護岸で、両側に民家が密集し、市街地の中の河川の様相を見せています。下流は潮の影響で、ボラなどの魚類が観察され、近くには大口商店街など横浜の下町の原風景があります。」
 実に簡を得て要です。この説明の通りです。うさお隊員やCacco 隊員、ライ隊員が住んでいるのは、この中流域に相当します。

F大入橋:大口商店街の入り口辺りに掛かる橋です。これといった特徴のある橋ではありません。この川辺りまでが汐の干満の影響を受ける所らしく、フラップゲート(防潮關)があります。逆に大雨の時にはここから川に水を返します。
 橋の東方には三菱鉛筆の本社、工場があります。三菱鉛筆は三菱グループとは何の関係もないそうですが、こんな町に日本有数の鉛筆会社があったとは驚きですよね。


入江川散策図  その二 大入橋  三菱鉛筆方向を望む 2003年1月3日・12日・20日

入江川散策図  その二 大入橋 南側 2003年1月3日・12日・20日

入江川散策図  その二 大入橋 北側 2003年1月3日・12日・20日

入江川散策図  その二 大入橋 フラップゲート 2003年1月3日・12日・20日

G神滝橋:大口駅前に通じるところの橋です。この辺りは駅の東口にしてはやや開けたところで、飲み屋、焼肉屋、大口東病院、ラーメン屋、そしてこの地に唯一の文化の在るところ、スーパーマーケットのユニーやライフに通じています。


入江川散策図  その二 神滝橋 2003年1月3日・12日・20日

入江川散策図  その二 神滝橋 2003年1月3日・12日・20日

H神之木橋:この橋も大口駅に至る橋で、上滝橋と200m位しか離れていません。神ノ木公園の入り口にあります。この辺りにも夏になると、せいごやぼらなどが川を遡って群れをなしていることがあり、こんな所でと言う感を強くします。これらの魚群を追って鴨君や鷺君たちがやってくるのでしょう。
 亀や訳の判らん鳥たちが、剃刀堤防の上で昼寝しているのが見受けられます。


入江川散策図  その二 神之木橋 神滝橋と双子の様にそっくり2003年1月3日・12日・20日

 大口駅の西口には、名前は「駅前公園」としょぼいですが、結構大きな公園があります。元はど
なたかのお屋敷だったのではないでしょうか。庭の造園跡は中々数寄を凝らしているように見えます。
大正か昭和の初期に隆盛を誇ったが戦後没落した、そんな風情です。感傷的なことは兎も角として、ここはライ隊員のお気に入りの所でもあります。
 でもこれは何でしょうか?土俵の跡、相撲茶屋、阿妻屋。何かよく判りません。あっ、ライ隊員!いけません!柱におしっこを引掛けちゃあ・・・。時たま、ライ隊員は人格が変わりますからね、吃驚しちゃいますよ。


入江川散策図  その二 大口駅 2002年4月3日

入江川散策図  その二 駅前公園 吾妻屋 2002年4月3日

入江川散策図  その二 ライ隊員 2002年4月3日

 駅の東側には、ユニーとライフがありますが、その真ん中に位置するのが、神ノ木地区センターで、老人憩いの場や身障者教室、選挙会場、小さいながらも図書室があります。その近くにいかにも入江町って感じの(地元の人しか判らない、下町って感じの響きが「入江町」にはあります)工場がありました。今は取り壊されました。子供の頃には、この近所はこんな工場だらけでした。


入江川散策図  その二 神ノ木地区センター 2000年1月23日

入江川散策図  その二 田代鉄工所 2002年3月20日

入江川散策図  その二 ホシデン社宅 2002年3月20日

入江川散策図  その二 マツダ自動車工場(現コジマ電気) 2002年3月20日

入江川散策図  その二 柳町鉄工 2002年3月20日

I神入橋:こんな感じの橋が続きますので、写真はちょいと割愛して行きたいと思います。橋の作りは概ねこのようなもので、どこの橋を撮っても同じようで、銘盤が変わるくらいです。この橋も神ノ木公園を分断する形の中道に掛けられた橋です。


入江川散策図  その二 神入橋 またもそっくりさん 2003年1月3日・12日・20日

Jこぶな橋:JR横浜線を潜るガード下に続く橋がこの橋ですが、川幅も狭くなり人と自転車程度しか渡れない橋です。ご覧のような緊急工事で矢板打込のままの剃刀堤防ですが、干潮時には鷺が就餌にやってきます。
 鴎 はこの辺りにはもう来ません。鴨と鷺のテリトリィーの境目になるのでしょう。


入江川散策図  その二 こぶな橋 2003年1月3日・12日・20日

入江川散策図  その二 こぶな橋 2003年1月3日・12日・20日

入江川散策図  その二 こぶな橋 鷺です 2003年1月3日・12日・20日

K神尾橋:こぶな橋とこの橋が私たちトマソン隊本部にもっとも近い橋となります。ねっ、都会の田舎でしょ。


入江川散策図  その二 神尾橋 2003年1月3日・12日・20日

入江町散策 その三

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