
代官山小川軒 2025年11月12日
6月のお出かけの後、いい気になったうさおは門司港や広島に出かけたりしましたが、7月末に再度十二指腸潰瘍で15日間も入院する羽目になりました。
ようやく復帰しました。M上さんとの初めてのお食事会です。今回はお洒落の街、代官山にある小川軒に行くことになりました。
代官山駅は2階に自由通路があります。

小川軒 代官山駅 2025年11月12日

小川軒 代官山駅のラチ 2025年11月12日
駅の脇には超高層ビル群が建ち、多くのトレンディな店舗が入っています。

小川軒 かなり大きなモール 2025年11月12日

小川軒 スーパーマーケットも入っている 2025年11月12日

小川軒 街に不思議感が漂っている 変なモニュメント 2025年11月12日
街を歩いている人のファッションが独特で、アパレルやメディア業界の人のようです。小川軒の場所がよく分からないので、携帯の地図アプリを出し、それに従って歩くと、前方に道に迷っているM上さんの姿が見えました。
うさおは駅から300mという遠さが、足をふらふらにし転びそうです。小川軒は何処なんだ!
M上さんを捕まえた目の前が小川軒でした。昭和チックな佇まいの建物です。緩やかな坂の途中にあるので玄関は少し登らないといけません。

小川軒の玄関 2025年11月12日

小川軒の外観 2025年11月12日
中に入って行くと係りの人が快く席に案内してくれました。摺硝子にレリーフ加工があり、東京都庭園美術館のルネ・ラリックの硝子障子を想い出すのは、うさおだけでしょうか。そのような目で見ると、部屋の廻り縁なども直線主体でアールデコぽい。
勿論知っていますよ、アールデコ最盛期は1920年から1930年の間だって。小川軒は1964年に代官山へ移転していますので、何の影響も受けていないってことは!
壁に飾られている絵画だってミロっぽい画風だし。大変ハイソな雰囲気です。

小川軒 葡萄とかのレリーフ 2025年11月12日

小川軒 ミロっぽい画風 2025年11月12日

小川軒 やっと座れて嬉しそうなM上さん 2025年11月12日
ここのナイフとフォークの置き方は独特でクロスさせています。

小川軒 罰点だ! 2025年11月12日
最初に運ばれてきたのが「OGAWAKEN」と書かれた入れ物に入ったもの。お菓子っぽく見えますけど、これーはバターです。以前オリーブオイルで大失敗したうさおは直ぐには手を出しません。美味しいものを食べ慣れてるM上さんの後で真似るようにしています。
変った形のフランスパンの写真を撮るのを忘れて、直ぐに食べちゃったのでイメージを描いておきます。
最初のオードブルが、多分百合根でシャキシャキした歯触りです。写真撮り忘れちゃったのと、百合根の絵が描きづらいので画像はパスです。

小川軒 バターです 2025年11月12日

小川軒 容器の裏側です Otai ceramics tajimi 2025年11月12日

小川軒 佛跳牆のような形のパン 2025年11月12日
この日は一階のこの部屋に12名くらいのお客さんが入っていました。二階もあります。ウェイターさんが静かに小声で料理名を言ってくれるのですが、最近とみに耳が聞こえづらいうさおは聞き取れません。
このオードブルは平目のお刺身ですと言われたような気がする。

小川軒 多分、平目のお刺身 2025年11月12日
「帆立」と聞き取れたような気がします。何だろう、ムース仕立てかなあ。

小川軒 多分、帆立のムース 2025年11月12日
次のオードブルも小さかったので、つい口に入れてから撮っていないことに気づきました。

小川軒 何とかのチーズのはさみ揚げ 2025年11月12日
海老のフライはちゃんと写真に撮りました。衣の着け方が独特です。尻尾や頭、手足も食べられちゃいます。手前のムース状のものは大変美味しかった。後で考えてみたらあれは海老の味噌のムースだったんじゃないかな。
オードブルは五品程度出てきます。

小川軒 妊娠中の海老 2025年11月12日
箸置きじゃないフォーク置きはお魚の形をした陶器です。興味を持って繁々と見ていたら、裏側も見せてくれました。「アリババの製品ですね」とウェイターさんが言いましたが、バックヤードで教えられたんでしょう。「アラビア/フィンランドでした」と訂正に来ました。

小川軒 お魚のフォーク置き 2025年11月12日

小川軒 その裏側 Arabia/Finland japan 2025年11月12日
以上、とても曖昧なオードブルの紹介でした。ここでお口直しにコンソメスープが出てきて舌を洗います。

小川軒 コンソメスープ 2025年11月12日
牛の生肉を見せに来て、これでよろしいかと聞いてきます。ミニッツステーキのお肉です。あまりサシが入っていません。焼き方は?と聞かれたので、「ウェルダン」と答えましたが、周りのお客さんの目が通(ツウ)じゃねえなと咎めてきます。M上さんのように「ミディアム」と答えないとお肉の食べ方を知らんと思われます。
※ミニッツステーキとは、牛肉を薄くスライスして、短時間(ミニッツ=数分)で焼き上げるステーキのことです。火が通りやすいため、フライパンなどで手早く調理できるのが特徴です。

小川軒 ミニッツステーキにレタス、それに辛子醤油 2025年11月12日
この後に平目のムニエルかなあ、食べた記憶も無く、形もわかりません。だから画像もありません。デザートは三種類くらい出てきます。うさおは紅茶を選びました。

小川軒 何かのシャーベット 2025年11月12日

小川軒 まったく名前を憶えていません 2025年11月12日
勿論、おしぼり入れです。何か細工が凝っていたので撮ってきました。先ほどの箸置き、バター壜のように小川軒特注のものかしら。

小川軒 2025年11月12日

とにもかくにも、歳を取って耳が悪いのと、理解力が劣ってきたので、品名は曖昧でしたが、今までのレストランと味付けが異なるので、何か新鮮に感じました。
旨いなあという評価です。
帰りの駅までの道が足が痺れて、そろそろとしか歩けません。「次のお店は是非、駅に近い所にしようね」と言い置いて、M上さんはタクシーを拾って帰っていきました。
小川軒 2025年11月12日