大津岬燈台 2004年5月17日
Cacco 隊員の探訪記に詳しいが、大津・五浦海岸は、岡倉天心や野口雨情などのゆかりの地として有名です。ちなみに岡倉天心は、横浜にも多くの足跡を残しています。
大津岬燈台は北茨城の北端に近いところに位置します。この日は台風の余波で、海のうねりは相当なもので、砕ける波頭、白き飛沫。ここが桜井君の撮影地だと、おっちょこちょいのどなたかは、大はしゃぎでした。
結局、間違いでしたけどね。
大津岬燈台 常磐自動車道守谷パーキングのドックラン 2004年5月17日
大津岬燈台 守谷パーキングに尻尾が茶色いやつが隠れている 2004年5月17日
大津岬燈台 五浦の漁港 2004年5月17日
大津岬燈台 五浦岬公園に到着 ここまでは順調でした 2004年5月17日
大津岬燈台 駐車場から公園の海に続く道が2本見えます 2004年5月17日
五浦海岸、燈台を起点とする周遊の公園は、岡倉天心の公園、美術館に続きます。燈台入口の駐車場に止めて、すぐに公園のほうに歩を進めました。灯台は海に近い方にあると思い込んでいたのです。
ほんのちょっと、後ろを振り返るとそこに、大津崎燈台が聳えていたのに、「どこじゃろう、燈台は・・・」と反対の方向にトマソン隊は進んでいきます。間抜けだなあ。
大津岬燈台 駐車場からは燈台は見えない 2004年5月17日
断崖の上にある遊歩道を巡ること、数分でチャペルが見えてきた。鬱蒼とした森の中で急に異質なものを見ると、「これは一体なにぬねの!」って言いたくなっちゃうよね。こんな所で式を挙げる人は本当にいるのか?しかも、そのチャペルのすぐ脇に忠犬ジョンの碑がある。
大津岬燈台 チャペル五浦が森の中から忽然と 2004年5月17日
大津岬燈台 ホープチャペル五浦 普段は人がいないようだ 2004年5月17日
大津岬燈台 鐘撞き堂もちゃんとある 2004年5月17日
その碑に曰く。
「犬ジョンは資性怜悧にして能く番犬の任を果たし、為に主家をしてその任に忠なる為にうかがうべき隙なきを憎みてか一夜農薬入りの食を与えし人あり。ジョンはその服毒の激痛に耐え、夜の明くるるを待って怜悧にも己れの死期迫れるを知り、未だ臥床中の主人の床に近づき告別の意を傳いて息断いたり。
主人その死を憐れみ僧を招き厚く回向し風光絶景の此の地に懇ろに之を葬る。爾来、今様、花咲翁のそれの如く主家の幸運これより至る。之も忠犬の余念の存する為ならんと厚く讃ふ。以来當地に杖を曳し人、名犬の死を憐れみこの墓地に詣する者多し。
忠犬ジョンの勇姿に接する人には忠犬の守護あり、福運必ずその身に及ばん。意ある人迷う事なく来り詣でその加護を受けられん事を。 主人敬白」
大津岬燈台 ジョンのお尻 2004年5月17日
大津岬燈台 僕には似ていませんよとライ隊員 2004年5月17日
大津岬燈台 目が点で何となく・・・ 2004年5月17日
大津岬燈台 凛々しいお姿 2004年5月17日
チャペルから見ると、忠犬ジョンの碑は、この様に後向き、間が抜けているぞ!
ジョンは目が点! しかし、忠犬の忠犬らしき逸話は無いのか?唯の犬ジャン!
大津岬燈台 向こうにチャペルが見える 2004年5月17日
大津岬燈台 う~ん、何だかなあ 2004年5月17日
大津岬燈台は、1960年(昭和35)3月25日に建造されましたので、まだ若い燈台です。円形のコンクリート造のもので、燈塔高が16mで、、光度250000カンデラです。
大津岬燈台 燈台はどこじゃろうかい 2004年5月17日
大津岬燈台 あれに見えるは燈台じゃないか 2004年5月17日
大津岬燈台 駐車場の真裏にあった 2004年5月17日
大津岬燈台 この看板を見ると位置関係がよく判る 2004年5月17日
大津岬燈台 燈台は立派でしたが、探している燈台ではありませんでした 2004年5月17日
大津岬燈台 近代的な香りがします 2004年5月17日
大津岬燈台 燈台の由来 2004年5月17日
大津岬燈台 途中に何やら祠が 2004年5月17日
大津岬燈台 星宮神社と言うロマンチックなものだった 2004年5月17日
大津岬燈台 五浦の海 2004年5月17日
鹿島は鹿島灘と謂われるように、波の荒いところだ。毎年何人かは海に持って行かれるらしい。突堤にバリケードがあるが、とてもあそこまで行く気にならないぞ。
大津岬燈台 鹿島の荒海 2004年5月17日
大津岬燈台 獄舎のような柵 自殺者でも出たのか 2004年5月17日
大津岬燈台 会場から石油でも運ぶのだろうか 2004年5月17日
その突堤にブイのような燈台 もどきがありました。ここは工業団地で有名で、海越に多くの巨大な煙突が林立しており、そそられましたが「19 煙突」はやっちゃたじゃないかと自分を抑えます。どうどう。
燈台もどきは他にもあり、石油か天然ガスの海上からの搬送桟橋の陸側に建ててあり、筒が一本、立っているようなものです。
なんだか機能一点張りのさっぱりしたものでしたが、図体が大きいので、それなりにスケール感がありました。
大津岬燈台 鹿島のブイのような燈台 2004年5月17日
大津岬燈台 燈台のようなもの 2004年5月17日
大津岬燈台 燈台のようなもの 2004年5月17日
大津岬燈台 海から運搬するためのパイプライン 2004年5月17日
大津岬燈台 霧雨にけぶるコンビナート 2004年5月17日