子安池 二の谷池
                        

                  
 

  神之木台のグラウンド辺りは、柴犬(ライ公)のお散歩でよく来たところです。草むらに潜ってはボールを探してきて家までもって帰ります。結構、沢山ボールが溜まりました。
 久しぶりに歩いてみると、家々が新しくなり目を瞠るばかりです。


左手の樹木の所がグラウンド 2026年10月10日

 懐かしいなあ。中学校の友達もこの辺りに多く住んでいました。


この辺りは昔の匂いが残っている 2026年10月10日

 今日も少年野球が行われていて子供たちの声がどよめいています。


草むらにはボールが沢山隠れている 2026年10月10日

 山から湧き出る清水を用いて、ビオトープが造られていました。メダカが泳いでいて子供らが指さして親に教えています。


神の木公園 川が造られている 2026年10月10日

 「神之木高周波」という会社が昔からあります。何をされている会社かは判りませんが、とても高度な技術を用いる会社に思われます。もう、営業はされていないのかも知れませんが懐かしいです。


神之木高周波 2026年10月10日

神之木高周波 2026年10月10日

あっ、じじいだ! 2026年10月10日

さて本題

 新子安の綿問屋に生まれた母は、子安尋常小学校に通っていました。子供の頃に「おっこち池」なる溜池のことを憶えているとのこと。何処にあったのかは定かでなく今は無いと言います。この池に行ってはいけない、子供達だけだとおっこちてしまうからと、親達から禁止されていました。
 神之木台のあたりだったかなあ?とは、母親の言。図書館で神奈川区史を調べてもそれらしい記述は出てきません。母に再度聞いたら、どうやら「打越池」という名称ではないかと首を傾げます。
 打越とは、山を越えた場所や、村・町などの境界を越えた場所で、横浜市内でよく使われるそうです。

 うさおも子供の頃に神之木台で溜池を見た記憶があります。でもこれは打越池では無く別の池のことでした。打越池については別稿で述べたいと思います。
 今回、訪れた池跡は、その神之木台のものでこの辺りを新編武蔵風土記では「二の谷」と称していたそうなので「二の谷池」と言うことにします。

 まずは横浜市三千分一地形図「昭和3年8月子安」の地図を見てみます。三角形の池が「二ノ谷池」で長方形のものが打越池です。


横浜市三千分一地形図 昭和3年8月子安より

 これらの池の位置を同定されているのが「mahlergstavさんの子安村」なので、大いに参考にさせて頂きました。
 氏のwebでは「新編武蔵風土記から:溜井三ヶ所 一ハ打越ニアリ 長六十四間横四十六間 一ハ二ノ谷ニアリ 長五十間横三十八間ナリ イマ一ハ 西子安分ニアリ」の記述があり、「西子安分池」が不明だとされています。

 そこで「今昔マップ 首都圏」子安1900年頃の地図を見てみます。定かではありませんが、二つの池の上部に正方形の池が見えています。西子安がどこを指しているのかわかりませんが、西寺尾に子安農園もありましたから、ここの溜池でもおかしくはないかなあ。まあ、地図の専門家の方でないので良く分かりません。


今昔マップ 首都圏 子安1900年頃

 という訳で現代の地図に落とし仕込んでみたのが下の地図。今昔マップの年代ごとに池の位置や大きさが微妙に違います。ドンキホーテの前の道を基準にした離れを合わせてみました。今昔マップや歴史的農業環境閲覧システム(迅速図)も二つの地図の位置に合わせてカーソルが動くので、池の輪郭の見当が付きやすいです。

 左側の三つの池は岸谷の池です。グルメ亭寿司の近所です。一番大きい池は今の岸谷の市民プールです。



 google mapで見ると、池の縁に沿って道路が残っているので大変判り易い。


二の谷池俯瞰図 google mapより

 では池を廻ってみましょう。グラウンドの前の横断歩道を渡ります。


①このお宅の下が断崖絶壁だったのか 2026年10月10日

①池を巡る前に息切れです 2026年10月10日

②結構な下り坂でまた上がっている 2026年10月10日

③の位置でグラウンドを振り返る 2026年10月10日

 池の底と言うか、池があったであろう所まで歩いてきました。


③池の長手方向(東)を見てみます 2026年10月10日

④南側の坂を登ります 左手が池のあった所 2026年10月10日

 坂を登りきると三叉路になります。それを左に進むと池の縁に沿って歩くことになります。


⑤この道を左に曲がります 2026年10月10日

⑥今来たところを振り返るとこんな感じ 2026年10月10日

 周りは綺麗なお家ばっかり、駅からほぼほぼ近くて平坦なので高齢者にも住み易い。それに5分も歩くとスーパーとドンキホーテなので便利この上もないです。


池だった方を眺めると結構な深さがある 2026年10月10日

 この三叉路までが池の跡になるらしい。左手が池の縁、曲がらずにまっすぐ行くと山に上がる感じになります。


⑧右手のお宅の方が地盤が高いように感じる 2026年10月10日

⑧池は弧を描いていたようだ 2026年10月10日

 この街角を曲がると③の交差点が望め、池を一周したことになります。


⑨池の大きさがよく分かる位置 2026年10月10日

 「二の谷」の池の周り沿って道が巡っているのですが、それ以外にもう一つ輪状の道路が雪だるまのように二重丸の形で付いています。最初はこちらが「二の谷」の池かと思いましたが、どうも違うようです。でも、ついでですからちょっぴと覗きに行ってみます。


別の円弧 google mapより

 右側のお宅が池の東端であろうと思います。その先に人が通れる狭い道があります。この道が微妙な円弧を描いています。


⑨細い道がある 2026年10月10日

ここが谷戸だと理解できる懸崖 2026年10月10日

道は緩いカーブを描いている 2026年10月10日

⑨の地点に向かって下がっている 2026年10月10日