健さん
企画のきっかけになった「ポパイ」ですが、当時TVアニメは制作に金がかかるとして既存の外国アニメが多く放送されていた。「ポパイ」は割と古い時代から放送(1959年不二家の時間)していたので記憶に残っているのだと思う。
まず奇妙に思ったのがほうれん草の缶詰もそうだが野菜でパワーがつくのか?敵役のブルート(後にブルータスに変更:ブルートの名前の権利が他社にあると誤認し権利の問題を避けるため)はステーキやら骨付きチキンを食べている。そもそも缶詰を握りつぶせるだけでもすごいパワーだし食べるというより飲み物のように描かれていて???である。
※国産TVアニメ第一号の「鉄腕アトム」は1963年1月1日フジテレビにて放映開始
食べ物で気になったのがウインピーがいつも手にしている丸い食べ物。ハンバーグだかハンバーガーだとか喋っていたような気がするが、当時身近には無かった食べ物だった。1962年にマルシンハンバーグが発売されてハンバーグとはこれかと思い込み、後年、レストランで本格的なハンバーグを出された時は違―うと思ったものだ。
※因みにマルシンハンバーグは今でも好きでフライパンを使わなくてもレンジで1分あれば手軽に食べられるので安売りしているとつい買ってしまう。
※ハンバーガーが日本に入ってきたのは第二次世界大戦後、1950年頃米軍基地周辺で売られ始め長崎の「佐世保バーガー」、仙台の「ほそやのサンド」が有名。
日本のハンバーガーチェーンの草分けはドムドム1970年町田店、マクドナルド1971年三越銀座店が一号店。
偕成社が出したポパイの和訳コミック(1970年発刊)ではハンバーガーが一般に知られていなかったので敢えてハンバーグと訳している。
自分が子供の頃はピーマンよりほうれん草のほうが食卓に上がっていたもので、子供の嫌いな野菜で上位に入っていたが、大人たちは頭が良くなるから食べろと良く言っていた。アメリカでも子供の野菜嫌いが社会問題になっていて、これを解消するためにポパイを使って野菜を食べさせるきっかけにしたということなので、アメリカにおける元祖コラボ商品と言えるかも知れない。
※現在も売られているポパイのほうれん草。
味付けはしておらずくたくた状態に煮込まれているとのことでスープ、パスタ、キッシュ、グラタンなどの過熱料理の具材に使うとのこと。野菜を缶詰にするのは広大な土地に新鮮なものを流通するのには必然のことだったらしい。