門司港駅周辺
うさお&Cacco
昭和6年に建てられたと言われています。門司港を代表する高級料亭でした。部屋数20室以上の木造3階建てで、九州最大級の現存する料亭建築です。
創業者の三宅アサは江戸末期の生まれで、明治39年に営業を始めました。一代で商売を大きくし、昭和6年に今の三宜楼を建てました。
芸術家や文化人が数多く訪れたそうで、出光興産創業者の出光佐三や喜劇俳優の古川ロッパ、俳人・高浜虚子、東海林太郎などの著名人です。
戦後は斜陽になり、地元の有志が「三宜楼を保存する会」を結成し、北九州市に寄贈しました。
※出典
https://www.japanheritage-kannmon.jp/bunkazai/index.cfm?id=9
現在は、老舗フグ料理店「春帆楼」の料理を楽しめる料亭「三宜楼茶寮」として営業しています。
※春帆楼 「旨いぞ」春帆楼の項参照
https://usao.jp/usao/00191%E6%97%A8%E3%81%84%E3%81%9E/tomason00191_1.htm
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三宜楼 外観 2025年7月8日
三宜楼 門を望む 2025年7月8日
三宜楼 瀟洒な玄関 2025年7月8日
玄関の欄間は木の虫喰い跡をうまく使っています。その玄関を入って右の和室に通されます。壊したら何百万もの弁償を求められそうな大皿や掛け軸、壺が床の間に鎮座しています。
三宜楼 玄関 中廊下が見える 2025年7月8日
三宜楼 高そうな大皿 2025年7月8日
三宜楼 高そうな壺 2025年7月8日
二時過ぎに三宜楼に着いたので、勿論リーズナブルなお昼御膳を頂きます。鮨御膳、ふぐ御膳(鍋)、ふぐ御膳(鮨)のうち、あらかじめふぐ御膳(鍋)を予約しておきました。お腹一杯になって、夜のお料理の三分の一くらいのお値段です。
ふぐ御膳(鍋)
前菜三品
とらふく刺身
とらふく皮
ふく唐揚げ
ふくちり鍋
雑炊
香の物
デザート
三宜楼 前菜三品 とらふく刺身 とらふく皮 2025年7月8日
三宜楼 ふく唐揚げ 2025年7月8日
三宜楼 ふくちり鍋 2025年7月8日
三宜楼 雑炊 香の物 2025年7月8日
三宜楼 デザート(わらび餅) お茶 2025年7月8日
部屋の大きさは八畳くらいでしょうか、床の間、外廊下が付いているので開放感があります。
三宜楼 通された和室 2025年7月8日
隣の部屋との廊下の隅に花を活けて雅さを醸し出します。左右の竪繁組障子下地窓が和を感じさせます。
三宜楼 廊下の隅角部 花と行燈 2025年7月8日
この部屋の真向かいが、昔は帳場であった処で今は展示室になっています。什器類や訪れた人のサインが飾ってありました。
三宜楼 昔使った什器類 2025年7月8日
三宜楼 歴史 2025年7月8日
三宜楼 調度品 2025年7月8日
三宜楼 置き戸棚 2025年7月8日
三宜楼 東海林太郎のサイン 2025年7月8日
三宜楼 古川ロッパのサイン 2025年7月8日
井戸の話を聞かされたが、何も覚えていない。二階や三階に建物を運ぶ電動エレベーターがあったとされる空間があった。
三宜楼 井戸があったと思しき庭 2025年7月8日
三宜楼 配膳用エレベーターがあった吹き抜け 2025年7月8日
三宜楼 上の方に付いているが下地窓 2025年7月8日
三宜楼の木組み模型が置いてあります。とても綺麗に作られていました。その先の硝子戸に正方形の覗き窓があります。お客さんに失礼にならないようにこっそり覗いていました。
三宜楼 木組み模型 2025年7月8日
三宜楼 硝子障子の覗き窓 2025年7月8日
三宜楼で用いられている欄間、下地窓の種類の一覧表。全部を探してみるのも面白いかもしれない。
三宜楼 欄間、下地窓 2025年7月8日
三宜楼 下地窓 雷に雨の文様 2025年7月8日
三宜楼 下地窓 三輪文様 2025年7月8日
百畳敷の大広間と謳われていましたが、本当は64畳敷だったそうで舞台の20畳を入れても百畳にはまだ足りません。ここで結婚式も数多く行われたそうで、舞台には紅色の角樽や留め袖だか打掛だかが飾ってありました。
三宜楼 百畳敷の絵葉書 2025年7月8日
三宜楼 二階の大広間 2025年7月8日
三宜楼 大広間の舞台 2025年7月8日
三宜楼 扁額 2025年7月8日
三宜楼 大広間 2025年7月8日
三宜楼 電球グローブの文様 2025年7月8日
三宜楼 大広間の控え室 2025年7月8日
三宜楼 控え室 2025年7月8日
三宜楼 改修前後の様子 2025年7月8日
三階にも案内してもらいました。当時珍しかった電話室がちゃんと設えてあります。北側の和室には高浜虚子とかの著名人が訪れました。
三宜楼 電話室 2025年7月8日
三宜楼 二階と四階に行く階段 2025年7月8日
三宜楼 和室前室丸窓 2025年7月8日
三宜楼 北側の和室の高浜虚子の俳句 2025年7月8日
三宜楼 北川和室の外周廊下 2025年7月8日
春帆楼で食べたふぐ料理は「ふく」と呼ばれます。福に繋がる意味があるのでしょうか。三宜楼でも「ふく」と言います。う~ん、通ぽい言い方だなあ。
三宜楼 玄関脇の植込み 2025年7月8日