なんと金婚式だって
うさお&Cacco
うさおとCaccoは結婚して50年、大した紆余曲折も無く淡々と過ごしてきました。お互いが健康でなくてはなりませんが、この歳になると色々な処にガタが出てきます。うさおなんて定期的に三つの病院に通っています。
さて、金婚式の記念に横濱元町にある霧笛楼に行こうという話になりました。Caccoが友人と昼食したときの雰囲気がとても良かったそうです。馬車道十番館と同様、雰囲気のある仏蘭西料亭ですが、意外に歴史は浅く1981年に創業です。
倅はパティスリー霧笛楼の横濱煉瓦(フォンダンショコラ)が大好きです。
JR「石川町駅」から行くか、みなとみらい線「元町・中華街駅」で行くか迷いましたが、歩く距離の短い「元町・中華街駅」を選びました。それでも霧笛楼までちゃんと歩けるか心配でしたが、歩いてしまえば現金なもので「おっ、見えた!見えた!」と浮き浮きしてしまいます。

霧笛楼 外観は山手の洋館のようです 2024年12月6日

霧笛楼 看板は横浜港の船です 2024年12月6日

霧笛楼 レストランは2階です 2024年12月6日
エントランスに入ると、絵皿などの小洒落たインテリアが迎えてくれます。夜で歩くのが嫌なので、この日はランチを頼んであります。

霧笛楼 アイボリーの壁が落着きを見せています 2024年12月6日

霧笛楼 燻しの掛かった提灯とうさお 2024年12月6日

霧笛楼 螺鈿のサイドボード 2024年12月6日

霧笛楼 絵皿 2024年12月6日

霧笛楼 絵皿 2024年12月6日
霧笛楼 横浜港を望む浮世絵 2024年12月6日
霧笛楼 絵皿 2024年12月6日
個室に通されました。六畳間の和室に食卓が置かれていて椅子に座って食事をします。幕末から昭和初期までのスタイルでしょうか。壁には横浜港らしい墨画が掛けられています。落款はよく分かりませんでしたが「MASU」と読めるサインがありました。
霧笛楼 墨画 2024年12月6日
霧笛楼 大皿の前のCacco 2024年12月6日
霧笛楼 床の間の漆細工の衝立 2024年12月6日
霧笛楼 お皿が綺麗 2024年12月6日
霧笛楼 ナプキン 2024年12月6日
霧笛楼 ナプキンのMUTEKIROロゴ 2024年12月6日
さっ、これからがランチです。ご馳走が出るぞ。メニューを見てみることにします。
霧笛楼 メニュー表紙 2024年12月6日
霧笛楼 メニュー 2024年12月6日
一応このランチ・メニューをご紹介しておきます。季節ごとに変化するようなので現在は違うメニューになっているかも。
Menu
1)やまゆりポークのリエットカナッペ仕立て
2)富士トラウト 自家製スモークのブランマンジェ
蕪のピューレと菊の香り
3)オマール海老のラビオリ 花野菜添え
ナンチュアとカリフラワーのソース
4)マトダイの網焼きと茸のソテー
牛芳の炊き込みバターライスマッシュルームソース
5)川俣シャモの赤ワイン煮
里芋のグラタンと干し柿のソース
6)紅玉林檎のタルトタタンとラムレーズンのグラス
7)カフェ
期待できそうです。くふふふ・・・。
霧笛楼 やまゆりポークのリエットカナッペ 2024年12月6日
霧笛楼 蕪のピューレと菊の香り 2024年12月6日
霧笛楼 オマール海老のラビオリ 2024年12月6日
霧笛楼 パンとオリーブ油ですね 2024年12月6日
霧笛楼 マトダイの網焼きと茸のソテー 2024年12月6日
霧笛楼 川俣シャモの赤ワイン煮 2024年12月6日
霧笛楼 紅玉林檎のタルトタタン 2024年12月6日
霧笛楼 カフェ 2024年12月6日
珍しくうさおも珈琲を頼みました。軍鶏肉もレアなんだろうけどお肉は牛肉が良かったな、うさおは鶏肉が不得手で自分からは強いて鶏肉は頼みません。それでも年に一度は、ケンタッキー・フライド・チキンが食べたくなるのは何故でしょう?
霧笛楼の調度や絵画、絵皿を見ていたら、何故か雅叙園を思い出してしまいました。別に似たところは無いのですが。そう言えば雅叙園は来年にも取り壊されるかもしれないとテレビで報道されていました。
残して置いて欲しいなあ、解体によって多くの美術品が流出して世に出なくなるのは寂しい。
長いこと座っていたので、部屋から出たところの段差にちょいと引っ掛かりそうになりました。石もあって倒れたらと思うと怖かったですよ。
霧笛楼 2024年12月6日
