国立科学博物館 2019年2月16日 2022年5月31日
国立科学博物館は、子供のころに何度か父に連れて行ってもらった所です。
国立科学博物館 外観 2019年2月16日
小川三知のステンドグラスが、玄関の処に飾られているというので、もっとスケールの小さい窓がしつらえてあるのかと思ってました。
ロビーのドーム天井と東西の端の階段室の天井に、その作品はあります。全然スケール感が違います。大きなドーム天井のステンドグラスがとても綺麗です。同じ日に行った京成線の旧博物館動物園駅のドームも感嘆しましたが、駅のドームはドームと言いましょうか、ヴォールトと言いましょうか、ペンデンティブドームのような空間にアーチ窓がありました。
国立科学博物館のように、半円形の窓にステンドグラスが嵌められているのは、子安小学校などでよく見かけるタイプです。
国立科学博物館概要 小川三知の記述 2019年2月16日
重要文化財 日本館(旧東京科学博物館本館)
日本館建物は、関東大震災による震災復旧を目的として昭和6年(1931)に完成した。ネオ・ルネサンス調の建物は、文部省大臣官房建築課の設計による。鉄骨鉄筋コンクリートで建設されるなど耐震・耐火構造にも注意が払われた。中央ホール上部などに使われているステンドグラスは小川三知のアトリエ製作で、日本のステンドグラス作品の中でも傑作といえる。また・建物の内外に使われている装飾性の高い飾りなども、戦後の建物には無くこの建物のみどころである。
上から見ると、そのころの最先端の科学技術の象徴だった飛行機の形をしている。
なお、平成20年6月に国の重要文化財に指定された。
小川三知は、この博物館でも評価が高いですね。まだまだ、小川三知は一般には認知度が低いと思いますが、でも、見学ツアーが何回も行われているので、今はブームなのかもしれないな。
2022年5月31日に、M上さんと「小川三知ツアー」に行ってきました。歩いて3階にまで行ってくださいねと言われて登りましたが、M上さんも私もバスから国立科学博物館まで歩くのに精力を使い果たし気息奄々です。直ぐ長椅子に倒れ込んじゃうしね。階段使って、汗、だくだくでしたよ。
小川三知 国立科学博物館 上野公園口改札 2022年5月31日
小川三知 国立科学博物館 当日は雨でした 2022年5月31日
2019年と2022年の情報が混ざりますが、大きな変化はありませんでしたので2019年の情報を主に示します。
小川三知 玄関の大ホール 2019年2月16日
小川三知 窓は小川三知の手になるもの 2019年2月16日
小川三知 床タイルも凝っている 2019年2月16日
2022年5月31日の「小川三知ツアー」の日には、「ポケモン化石博物館」が行われており、ガキんちょが駆けずり回っておりました。子供の時から科学に親しませておくと、理学系の人間になるかなあ。
自分の子供も連れて行ったけど、文科系の人間になったな。
小川三知 国立科学博物館 「ポケモン化石博物館」 2022年5月31日
小川三知 国立科学博物館 「ポケモン化石博物館」 2022年5月31日
小川三知 国立科学博物館 造り物と本物の恐竜の化石 2022年5月31日
小川三知の工房「小川スツヂオ」の手になる作品を見てみましょう。
小川三知 回廊と明り取りの窓 2019年2月16日
小川三知 日本画のようなデザイン 2019年2月16日
小川三知 天井の明り採りも床と同じ意匠 2019年2月16日
小川三知 回廊の柱 2019年2月16日
小川三知 四面の窓の意匠は同じ 2019年2月16日
博物館の建物のレトロな意匠は、本当に心をそそります。この階段の窓のデザインはドームの天井と同じデザインだと思う。天井の明り取りの鳳凰、大聖堂にありそうなシャンデリア、床タイルは八角形で、八芒星か蓮の花でしょうかね。
小川三知 階段の蓮花のデザイン 2019年2月16日
小川三知 ドームのレリーフ 2019年2月16日
小川三知 国立科学博物館 圧倒的な迫力 2022年5月31日
小川三知 国立科学博物館 雰囲気があるなあ 2022年5月31日
小川三知 国立科学博物館 直ぐに座り込んだベンチ 2022年5月31日
小川三知 国立科学博物館 照明とのマッチが良い 2022年5月31日
小川三知 国立科学博物館 優雅なシャンデリア 2022年5月31日
小川三知 国立科学博物館 そして時計 2022年5月31日
2019年の私達は周りの展示物を殆ど見ないで、小川三知のステンドグラスや建物のオーナメントにばかり興味があり、周りからは浮いていました。
小川三知 取材記者っぽいですね 2019年2月16日
もう少し見てみましょうね。
小川三知 ドームとシャンデリア 2019年2月16日
小川三知 パノラマで撮りました 2019年2月16日
ここからは東翼階段に移ります。ここにも小川三知のステンドグラスがあります。博物館は飛行機の形に作られたことは有名です。従って西階段もあり、ここにも小川三知がありますが、同じ意匠なので東翼階段だけを見ましたよ。
上から見ると飛行機だね googleより
小川三知 階段の下から天井を望む 2019年2月16日
小川三知 窓と天井の明り取り 2019年2月16日
小川三知 窓は鳳凰をモチーフ 2019年2月16日
小川三知 天井は洋風に見えるが和風 2019年2月16日
小川三知 ここは、まったりとして落ち着くなあ 2019年2月16日
小川三知 下を覗いてみたよ 2019年2月16日
2022年には西翼側のステンドグラスも見に行ってみました。やはり、東翼側と同じ意匠でしたね。
小川三知 国立科学博物館 西翼階段天井 2022年5月31日
小川三知 国立科学博物館 西翼壁 2022年5月31日