横浜市中央卸売市場 2018年12月15日
コットンハーバーにある神奈川台場の積石の一部があると聞いて、東高島駅のほうに出かけました。035神奈川台場参照。
その折、背中合わせに横浜市中央卸売市場があり、市場の食事処で何か食べようかと寄り道をすることにしました。
市場の中に駐車場があった筈です。あれれ、警備員が向こうに行けと道路の直進方向を示します。真っ直ぐは山内埠頭だしと思い、右に曲がったらみなとみらいの地区に入っちゃいました。気を取り直して、山内埠頭に向かいますと臨時の駐車場が解放されていました。
横浜市中央卸売市場 市場の入り口 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 生鮮市場 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 青果市場 こちらは入れない 2018年12月15日
この日、12月の第一週と第三週の土曜日は、一般開放日で青果以外の市場のお店で、お買い物や食事ができます。この日は冷たい風が吹き、駐車場が市場から離れていることもあり、歩きたくないとcaccoはお冠でした。
とりあえず、お腹を満たして不満感を解消しなくちゃ。
横浜市中央卸売市場 お魚を売っている 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 無料の海鮮汁が配られている 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 何も買わずに食堂へ 2018年12月15日
海鮮汁の無料配布やマグロの解体ショーも目もくれず、ひたすら市場の食堂街に向かいます。何しろ、この時間帯はお客さんの大部分が、生鮮食品を買おうとお店に列をなしているので、食堂街の方はガラガラです。
目についたお寿司屋さんが「さがみや」さん。飛び込んでみるとカウンター席のお店で、おかみさんが私たちを席に案内してくれます。照明はやや暗くBGMも無く落ち着いた雰囲気です。
横浜市中央卸売市場 さがみや寿司店 手前の方は喫茶店のママ 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 さがみや寿司店の店内 2018年12月15日
これがお薦めですよと「市場寿司」を示してくれます。10貫で2,700円です。後で気が付いたのですが、私たちの右隣の親子三人連れの方も同じメニューだったようです。
アオサの入った味噌汁は、必ずついてきてお替り自由です。目の前には小さな足の付いた俎板(ゲタ)が人数分並んでいて、俎板の下はステンレス製の水路で常時水が流れています。
お醤油の小皿は無く、醤油壺から刷毛で塗ります。
一品目が出てきます。板さんがぼそっと品書きを言います。旨い。回転寿司とは全然違う。口の中に魚の油がとろけるようだ。
隣でcacooが突いてきます。私たち、何を食べたの?マグロみたいね。(板さんが何か言ったじゃない。ぼそっと。ちゃんと聞いていなきゃ。私に聞くんじゃない。聞き取れなかったんだから。)
寿司がお腹に入ってくると、caccoが俄然元気になってきた。旨し!しかし、終盤近くになって、「鮟鱇の肝」の握りが出てきました。最も、値の張るネタでしょう。
お店の中で、「おいしい?」と突いてきて、うさおが好きならあげれば良かったと嘆くことしきり。板さん、渾身の味であったろうに可哀そうに。うさおは美味しかったですけどね。
横浜市中央卸売市場 下段中央に「ごん鉄」 2018年12月15日
仕入れ先からの祝いの名札をなんというのかは知らないが、その中に「生麦ごん鉄」を見つけて私たちは大騒ぎ、あれは顰蹙を買ったね。
お茶と味噌汁をそれぞれ、お替りして堪能、堪能。食べている最中にも、暖簾を分けて客が入り、今夜の予約を入れていきます。賑わっているね。
「さがみや」さんを出ると、隣の喫茶店「NADAYA」に入りました。マスターとおかみさんが好い人で、さんざんぱら昔の喫茶店ネタのノスタルジックな会話をしましたね。
横浜市中央卸売市場 NADAYA珈琲店 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 喫茶店の店内 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 喫茶店の店内 2018年12月15日
年季の入ったコヒーミルや煙草で煤けた店内、いかにも市場の中の喫茶店です。一時間くらい居ましたか。
caccoはコーヒー、うさおはカフェオレでした。コクがあって美味しかった。
横浜市中央卸売市場 カフェオレのカップが斜め形 2018年12月15日
まだ、caccoは食べられるというので、他の店を見に行くと、あららっ、みんな行列ができている。
横浜市中央卸売市場 食堂街 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 食堂街 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 食堂街 2018年12月15日
この建物は食堂と乾物店が入っている処、目に入るもの安くて、あれもこれも買おうと重い買い物袋を抱えて帰ることになりました。でも、大満足です。
横浜市中央卸売市場 食堂街 2018年12月15日
横浜市中央卸売市場 乾物店 2018年12月15日