愛岐トンネル群 春の漫歩 2018年5月4日
前回、色々な見どころを見逃していたので、再度出かけました。愛岐トンネル群は今回はさらっと見ようと思っていましたが、意外に色々見て回ったため、時間が掛かってしまいました。
と言うことで、前回紹介したトンネルは基本的に省略します。
定光寺駅
相変わらずの無人駅です。高蔵寺駅から、駅員さんが4人も乗ってきました。推察したとおり、この4人の方は定光寺駅の臨時改札員さんでした。土岐川の渓谷沿いの駅ですが、この辺りに定光寺以外の見どころは、紅葉と初夏のエメラルドクリーンの森林浴でしょうか。
※應夢亭の項を参照のこと。
愛岐トンネル群 定光寺駅 9時なのに結構な人数 2018年5月4日
愛岐トンネル群 皆さん嬉しそう 2018年5月4日
もう、トンネル群の入口めがけて急いでいる人たち。気が急くんでしょうね。
愛岐トンネル群 トンネル群に向かう人々 2018年5月4日
愛岐トンネル群 駅全景 2018年5月4日
愛岐トンネル群の入口階段の脇には、旧勝川駅の煉瓦ホームや、腕木信号機用の滑車が残っています。この日は、定刻を15分早めて開門してくれました。
愛岐トンネル群 既に数十人の人が向かっています 2018年5月4日
愛岐トンネル群 煉瓦塊 2018年5月4日
愛岐トンネル群 旧勝川駅ホームの滑車 2018年5月4日
愛岐トンネル群 旧勝川駅ホームの滑車 拡大図 2018年5月4日
愛岐トンネル群 入口の階段が急なんですよ 2018年5月4日
3号トンネル
前回、うさおは見ていなかった手漕ぎポンプの井戸を確認します。3号トンネルには、前回同様、実物大の蒸気機関車の垂れ幕が掲げてあります。
もう一度ルートの再確認です。
愛岐トンネル群 路線地図のみ 当日のパンフレットより 2018年5月4日
愛岐トンネル群 3号トンネル入口の垂れ幕 2018年5月4日
愛岐トンネル群 危ない!機関車が来ますよ 2018年5月4日
愛岐トンネル群 紗が透けて緑が爽やかに見える 2018年5月4日
愛岐トンネル群 出口付近の落石防護工 2018年5月4日
愛岐トンネル群 愛岐トンネルの全体配置図 2018年5月4日
前回は、NO 75A 1911 Ⅶ のレールの刻印をお見せしました。今回はもう一つの廃レールです。とはいえ、敷設当時は、レール鋼材は貴重なもので,した。横須賀駅の柱、梁の建築鋼材は、英国か独逸のレールを輸入していました。
当時の保線の工具類は前回も観ましたが、見難かったので、撮り直しました。
愛岐トンネル群 廃レールの刻印 KRUPP 1903 2018年5月4日
愛岐トンネル群 廃線の残存物1 2018年5月4日
愛岐トンネル群 廃線の残存物2 2018年5月4日
愛岐トンネル群 竹林広場の滝 2018年5月4日
愛岐トンネル群 今年も横笛の演奏がありました 2018年5月4日
4号トンネル
4号トンネルを過ぎると、大もみじ広場、水車小屋、ゴリラの横顔の岩がり、マルシェ広場にたどり着きます。
前回同様、再生基金に寄付をして、模擬切符を貰います。今回は、「暗渠」をしっかりと上から見ておきます。後で煉瓦暗渠を見に行きます。期待感ばっちりです。
愛岐トンネル群 4号トンネル入口 2018年5月4日
愛岐トンネル群 4号トンネル出口 2018年5月4日
愛岐トンネル群 鹿威し 2018年5月4日
愛岐トンネル群 大もみじ広場 今年は白椅子が増えました 2018年5月4日
愛岐トンネル群 水車 2018年5月4日
愛岐トンネル群 希望の鐘 2017年12月2日
愛岐トンネル群 シャバニー君 去年は見る方向を間違えた? 2018年5月4日
愛岐トンネル群 信号機、台座跡 2018年5月4日
マルシェ広場には、鯉幟がはためいていました。今年は暗渠を間違えません。これです。
愛岐トンネル群 はためく鯉幟 2018年5月4日
愛岐トンネル群 マルシェ広場の売店 2018年5月4日
愛岐トンネル群 廃線とトンネル群の再生基金 2018年5月4日
愛岐トンネル群 鉄道マニア?勾配標か? 保守点検通路? 2018年5月4日
この木の板の傾きは、軌道の傾きを表しているのかと思いました。よほどの鉄オタがいるのではと思っちゃいました。「保守点検通路です」と書かれた板で、どうやら上の釘が抜けて傾いたらしい。※2号トンネルの項を参照のこと。
暗渠の上部はちゃんと撮っておきました。
愛岐トンネル群 暗渠の柵 2018年5月4日
愛岐トンネル群 暗渠を覗き込む 2018年5月4日
5号トンネル
5号トンネルを過ぎると、煉瓦広場になります。今日は「ナイス・ガイズ」の演奏でしょう。
この広場に機関車C57の動輪が飾ってあります。パンフレットのマップには、イベントが示されていませんが、地図下のコメント欄にコンサートがあることが書かれています。
愛岐トンネル群 5号トンネル入口 2018年5月4日
護り稚児地蔵 少女のレリーフ像の碑 2018年5月4日
愛岐トンネル群 5号トンネル入口 2018年5月4日
愛岐トンネル群 有名な火鉢が置いてある 2018年5月4日
愛岐トンネル群 煉瓦広場の動輪SL-C57 2018年5月4日
愛岐トンネル群 ナイスガイズの演奏がありました 2018年5月4日
6号トンネル
6号トンネルの入口のトンネルの梁盤(インバート)などは前回見ちゃたし、この日は少し肌寒かったので、トンネルの中は涼しいを通り越して、震えるほどでした。
6号トンネルの先の深い谷の県境です。仮設ケーブルのゴンドラはまだ健在です。早く、暗渠を見に行かなくちゃと気もそぞろです。
愛岐トンネル群 6号トンネル入口 2018年5月4日
愛岐トンネル群 退避壕にある行燈 梅の花がやはり怖い 2018年5月4日
愛岐トンネル群 トンネル出口の木がアクセント 2018年5月4日
愛岐トンネル群 谷を渡るゴンドラ 2018年5月4日
暗渠(旧中央線笠石洞暗渠)
玉野古道に降りて、旧中央線笠石洞暗渠を見に行きます。11時から12時の間に「應夢亭」のランチを予約してあるので、間に合うように行かねば。9時15分に入場できたので、時間的に楽勝の筈がもう11時だよ。焦る心を抑えながら暗渠へと急ぎます。
途中、暗渠の出口ぽいものがありましたが、コンクリートに覆われて見えませんでした。地上では、暗渠は2基ありましたので、そのひとつかな。後で、保存会の方に聞くと、片方はコンクリートの味気ないもので、煉瓦アーチの暗渠が旧中央線笠石洞暗渠で、国・登録文化財に認定されたそうです。
前回懸案の、玉野水力発電所までは、とても体力が持たないので今回もパスしました。
愛岐トンネル群 暗渠に行くのに玉野古道に降ります 2018年5月4日
愛岐トンネル群 古道の所々に煉瓦が・・・ 刻印は四日市煉瓦 2018年5月4日
愛岐トンネル群 これが2番目のコンクリート暗渠 2018年5月4日
愛岐トンネル群 煉瓦暗渠の入口 三段の開口がある 2018年5月4日
愛岐トンネル群 煉瓦暗渠の構造図 2018年5月4日
愛岐トンネル群 暗渠の中に入ってみました 2018年5月4日
愛岐トンネル群 暗渠から上を覗く 2018年5月4日
愛岐トンネル群 暗渠の出口は逆光で神秘的 2018年5月4日
愛岐トンネル群 二人並ぶとつかえて出れない 2018年5月4日
愛岐トンネル群 玉野古道を降りていくと水車の処に出ます 2018年5月4日
2号トンネル
定光寺駅のホーム端から2号トンネルを見てみます。新旧、2本のトンネルが、仲良く並んでいます。ここも見学者に開放してくれないかなあ。昔は旧中央線の軌道敷も、高蔵寺側から入れましたよとは、「玉川屋」のご主人の弁。
今はテロ対策もあって、軌道敷には防護柵があり、侵入すると警察が来ます。やりにくい時代になりましたね。
旧2号トンネルには、遮蔽幕があり、蒸気機関車の煙害を防いでいました。しかし、2号トンネルは、短いトンネルですので換気もよく、不要だったのではと思います。
愛岐トンネル群 新旧の2号トンネルが並んでいます 2018年5月4日
愛岐トンネル群 旧2号トンネル 遮蔽幕が見えます 2018年5月4日
愛岐トンネル群 新2号トンネル 2018年5月4日
愛岐トンネル群 千歳楼跡、対岸の廃墟 2018年5月4日
愛岐トンネル群 千歳楼風呂場跡 2018年5月4日
愛岐トンネル群 対岸の正体不明の廃屋 2018年5月4日
愛岐トンネル群 定光寺駅の勾配標 ※これに似ていた 2018年5月4日
應夢亭
應夢亭は定光寺で唯一の旅館・割烹です。千歳楼亡き後、この駅で玉川屋の二軒がお店を張っている。コンビニエンス・ストーアも無いし、キオスクもありません。應夢亭にはいつも車が止まっていて、ある程度の固定客は付いているらしい。丁度、定光寺の山の真下になるようです。
鰈のから揚げと、刺身、天ぷらの定食を食べました。旅館のような個室で、眺望も良く、ご飯はお櫃で呉れるので、お腹いっぱい食べちゃいました。
愛岐トンネル群 應夢亭全景 この辺りは猿が出るらしい 2018年5月4日
愛岐トンネル群 應夢亭 2018年5月4日
愛岐トンネル群 應夢亭玄関 不気味な像 2018年5月4日
愛岐トンネル群 應夢亭内庭 2018年5月4日
愛岐トンネル群 2018年5月4日
愛岐トンネル群 千歳楼が良く見える 2018年5月4日
愛岐トンネル群 この部屋、貸し切りです 2018年5月4日
愛岐トンネル群 喫茶室もあります 2018年5月4日
愛岐トンネル群 ※この近辺の名所・旧跡 2018年5月4日
喫茶玉川屋
「喫茶玉川屋」に顔出しします。土岐川のこの辺りを「玉の川」と呼ぶこともあるそうです。玉川屋は、そこから採ったのかもしれませんね。今日はマスターと、この間の娘さんの妹さんが店に居ました。この店は、鉱物と焼き物を店内販売しています。
あの不思議なお姉さんは、今日は別なところで働いているんだとか。働き者ですねえ。
マスターから鉱物の趣味を伺い、感心したところで、愛岐トンネル群の7号以降は開発される話はあるのかを聞いてみました。市を通り越して、県、国に上申したので、市がへそを曲げているので無理じゃないかと言う意見でした。
應夢亭の山の上に定光寺があり、道が複雑で観光客がたどり着けずに帰ることや、土岐川に斜めに地層が入っているため、岩と砂が交互に層になっていること、「がわ」と名が付く日本中の大きな川から砂金が取れることなど、色々、このあたりの情報を教えて貰いました。
愛岐トンネル群 鉱物展示喫茶玉川屋 2018年5月4日
愛岐トンネル群 玉川屋 何か不思議な看板 2018年5月4日
愛岐トンネル群 玉川屋のマスター 2018年5月4日
愛岐トンネル群 不思議な展示物で突っ込みようがない 2018年5月4日
愛岐トンネル群 ここが玉川屋 2018年5月4日