青森紀行 青森の杜 2015年5月16日

 青森に出かけました。倅が嫁さんにしたい「まきのこ」さんのお爺ちゃんに、会いに行くためです。お爺ちゃんは、孫たちが可愛いので、結婚させる相手を厳しく見定めるのだそうです。私たちはお眼鏡にかなうかなあ。
 とは言うものの、これ以前にも倅は彼女と一緒に青森に行き、家族のような顔をしてまったりと過ごしているらしい。図々しい。
 倅のことを気に入ってくれているのは嬉しい限りですが、倅のことを厚かましい奴めと思われていないかと、ふと心配になります。



おじいちゃんの家にお出かけ

 とりあえず東北新幹線に乗って、八戸十和田まで出発です。


青森の杜 東京駅から 2015年5月16日

青森の杜 倅たち 2015年5月16日

青森の杜 車内で牛肉弁当を食べます 牛の顔が怖い 2015年5月16日

青森の杜 もう七戸十和田駅に着きました 2015年5月16日

青森の杜 私たちを歓迎しています 2015年5月16日

 駅で待ってくれていたまきのこさんのお母さん。レンタカーを借りてお母さんとと合流。お母さんが園長さんをしている保育園とおじいちゃんのお家に行きます。そこには、「クロ」という可愛い柴犬が待っていました。
 おじいちゃんへの挨拶もそこそこに、お蕎麦を食べて十和田湖に向かいます。(おいおい、おじいちゃんにお孫さんを倅のお嫁さんに下さいと頼みこむのが本来の目的だったのでは・・・え〜、上がっちゃってうまく頼み込めたか心配です)
 おじいちゃんはにこにこされていたので、何とか及第だったのかな。
 おじいちゃん、おばあちゃん、まきのこさんの妹さんとお母さん、それと私たちの大所帯で,十和田湖まで大移動を開始しました。



青森の杜 お母さんの十和田市内の保育園 2015年5月16日

青森の杜 クロちゃんのお出迎え 2015年5月16日

青森の杜 クロちゃん、なつく、なつく 2015年5月16日

青森の杜 お蕎麦屋さんに到着 2015年5月16日

 おじいちゃんにお話を聞いたら、このお蕎麦屋さんの前の道は「南部縦貫鉄道」の軌道があったところですって。何も痕跡が残っていない道路だけども、何だか、感激。


青森の杜 このお蕎麦屋さんには見晴台があります 2015年5月16日

青森の杜 立派な見晴らし台です 2015年5月16日

青森の杜 遥かに八甲田の山脈が見えます 2015年5月16日

青森の杜 若い人は楽しそう お母さんも羨ましそう 2015年5月16日

 十和田市現代美術館にも連れて行ってもらいました。草間彌生の展示物やなかなかシュールな塑像が沢山、飾ってありました。そのうちの幾つかはNHKの「日曜美術館」にも取り上げられておりましたので、「大きいおばさん」像は大変興味を持って見てきました。
 でかい。皮膚の質感がリアル。ちょっと不気味。写真撮影は不可でしたので、映像はありません。


青森の杜 当日のチケット 2015年5月16日

青森の杜 美術館の建物 何かファンキー 2015年5月16日

青森の杜 馬?馬だよね 2015年5月16日

青森の杜 美術館の内 2015年5月16日

青森の杜 ナンシー関の判子絵? 2015年5月16日

青森の杜 ゴースト像:インゲス.イデー作 2015年5月16日

青森の杜 これは草間彌生の作品だな 2015年5月16日

青森の杜 これもそうだな 2015年5月16日

奥入瀬渓谷

 お母さんの車を先導に、奥入瀬渓谷の名所旧跡を辿ります。


青森の杜 奥入瀬歩道案内図 歩いている人が多かった 2015年5月16日

青森の杜 奥入瀬っぽいなあ 2015年5月16日

青森の杜 散策と言う言葉がよく似合う 2015年5月16日

青森の杜 石ヶ戸 2015年5月16日

 石ケ戸とは「いしけど」と読むそうで、石でできた小屋を意味するそうです。この窟屋は、岩板の厚さが約1m、長さ10m余の溶結凝灰岩が被ったもので、2本の桂の巨木が支えていると言います。
 昔、「鬼神のお松」という美女の盗賊がここをすみかとし、旅人から金品を奪っていたという伝説があると看板に書かれています。
 「昔、鬼神のお松という美女の盗賊がここをすみかとし、旅人から金品を奪っていた。その手口は、旅の男が現れると先回りして行き倒れを装い、介抱してくれた男の隙をみて短刀で刺し殺すとも、男の背を借りて川を渡り、流れの中ほどにさしかかるといきなり短刀で刺し殺したともいわれている。ところで、この女盗賊が住んでいたという石を支える桂の巨木は二本あり、そのうちの一本は、樹齢二百年とも四百年とも言われていましたが、昭和63年8月、地上4メートルを残して折れてしまいました。」
十和田湖国立公園協会より
 でも冬は吹き抜けで寒そうだなあ。


青森の杜 奥入瀬渓谷 2015年5月16日

青森の杜 流れの激しいところもあります 2015年5月16日


青森の杜 雲井の滝 2015年5月16日

 「うっそうとした森林にかこまれた断崖から、三段になって落下するこの雲井の滝は、高さ20メートル、水量も豊かで渓流沿いにある滝のなかでも、見ごたえのある滝のひとつです。支流から奥入瀬本流に落ち込む多くの滝は、長い年月のあいだに本流の川底が浸食され、本流と支流の河床のあいだに大きな落差が生じてできたものです。そしてその滝は、岩を少しずつ浸食しながら上流に向かって後退し、いつかは消える運命にあります。この雲井の滝は、その水量が豊富なことから岩が削りとられるのも速く、ほかの滝にくらべると、ずいぶん奥まったところまで後退しています。」
 十和田湖国立公園協会より



青森の杜 滝が勇壮に落ちる 2015年5月16日

青森の杜 樹木と一体化している滝 2015年5月16日

青森の杜 このダイナミックさは写真じゃ伝わりませんね 2015年5月16日

青森の杜 おや、この二人そっくり! 2015年5月16日


青森の杜 銚子大滝 2015年5月16日

「奥入瀬渓流本流にかかる随一の滝、銚子大滝は高さ7メートル、幅20メートル。水音高らかに水しぶきをあげる堂々たる滝です。流れ落ちる水は多量の水霧をうみ、木漏れ日がそこに幾本もの光の筋をつくります。銚子大滝は、滝の右手に伸びる断層や左から流れ込む寒沢の影響でできたと考えられており、十和田湖への魚の遡上を妨げ、魚止の滝とも呼ばれています。そのために長いあいだ、十和田湖には魚がすめないといわれてきました。奥入瀬本流にかかる唯一の滝だけに、多くの人々の人気を集めています。春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、そして冬の氷瀑と、四季それぞれに魅力的です。」
十和田湖国立公園協会より


青森の杜 滝への入口 2015年5月16日

青森の杜 銚子大滝 2015年5月16日

青森の杜 全員集合写真です 2015年5月16日

十和田湖畔到着

 十和田湖畔に到着しました。小学生のころ、兄貴と一緒に来た記憶があります。奥入瀬の温泉には、学生の時に来ました。
 十和田湖は魚一匹すら棲まない湖だったそうです。この湖にニジマスを放って、回遊して育って帰ってくるのを待った和井内貞行の逸話を思い出します。小学校の教科書に載っていました。


青森の杜 十和田湖だあ 2015年5月16日

青森の杜 瞰湖台展望台 2015年5月16日

青森の杜 展望台に向かいます 2015年5月16日

青森の杜 素晴らしい景色です 2015年5月16日

青森の杜 この赤壁は覚えておきましょう 2015年5月16日

青森の杜 中湖といいカルデラの中心地です 2015年5月16日

青森の杜 ホテル十和田荘に到着 全員集合です 2015年5月16日

青森の杜 ホテルの館内 2015年5月16日

青森の杜 山海の珍味 2015年5月16日

青森の杜 まあまあ、おじいちゃん!一杯 2015年5月16日

 日は変わって五月晴れの良いお天気が迎えてくれました。まずは、お母さんが園長をしているもう一軒の保育園を見に行きます。十和田市内とはいえ、先ほどの奥入瀬渓谷沿いの道を週に何回か通勤します。雪の日には大変そうだなあ。
 十和田湖周遊の船に乗りました。途中風が強くなり、5月でも結構寒くなりました。



青森の杜 十和田湖にあるもう一軒の保育園 2015年5月17日

青森の杜 ここもお母さんが園長さんをしています 2015年5月17日

十和田ビジターセンター

 ここは環境省の施設で、十和田湖国立公園内の自然環境を展示している所です。動物の生態や植物の生圏の実態を子供にも判りやすい形で示しています。


青森の杜 十和田ビジターセンター 2015年5月17日

青森の杜 十和田湖の二重カルデラ湖の模型 中湖が最も深い 2015年5月17日

青森の杜 可愛い、てんかな? 2015年5月17日

遊覧船

 十和田湖の水は,やや蒼みが掛かっていて、藻の類があまり見当たりません。水温も低そうです。


青森の杜 遊覧船 2015年5月17日

青森の杜 やや雲が垂れていて風が吹きそうな予感 2015年5月17日

青森の杜 島があります 2015年5月17日

青森の杜 船はまるで貸し切りのよう 2015年5月17日

青森の杜 ここは展望台から見た赤壁ですね 2015年5月17日

 面白いときは一瞬で過ぎていきます。十和田湖観光交流センターでは、ゆるキャラの「南そボーヤ」がいます。


青森の杜 船から降りてお坊さんに会いました 2015年5月17日

森の杜 観光地の定番ですね 2015年5月17日

十和田神社



青森の杜 湖の畔に岩盤上の社があります 2015年5月17日

青森の杜 十和田神社に向かう参道 2015年5月17日

青森の杜 樹齢何百年の杉が出迎えます 2015年5月17日

青森の杜 ぜいぜい、息が切れます 2015年5月17日

立派な神社さんが現れます。青龍大権現十和田神社です 2015年5月17日

青森の杜 乙女の像 2015年5月17日

 「御前ヶ浜のいちばん奥まった場所に、高村光太郎作の一対のブロンズ裸婦像「乙女の像」があります。昭和28年秋、国立公園指定15周年記念事業として、十和田湖や奥入瀬を広く世に紹介し、国立公園指定に功績のあった、文人大町桂月、当時の青森県知事武田千代三郎、地元村長の小笠原耕一の三氏をたたえて建立されたものです。」
十和田湖国立公園協会より



青森の杜 少し寄りすぎ 2015年5月17日



おじいちゃん、おばあちゃんに頂いた漆器 見事なものです 2015年5月17日



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