千葉鉄道第一連隊 (2015年11月15日)
友人のK君から「偵察員須知」と言うCDの資料を貰いました。
どうやら、諜報員の心得を記した本のようです。「須知」とは、「必須知識」の略ではないかとK君は推察しています。うさおは軍事おたくと思われている節があり困っています。
鉄道おたくの大学の先生からは、鉄道マニアと思われていますしね。困ったなあ。
その時の話題は、誰がいち早く、ドローンを買うか?でした。
今度、このCDに入っていたゆっくりこの「偵察員須知」、「海軍兵須知」、「九九式軽機関銃取扱法」について述べたいと思います。
千葉鉄道第一連隊 偵察員須知の表紙 (2015年11月15日)
千葉監獄を見に行ったついでに、千葉鉄道第一連隊の名残を見に行くことにしました。第一連隊の作業場跡は千葉公園です。
千葉鉄道第一連隊 千葉公園地図(google) (2015年11月15日)
お昼は千葉刑務所で食べましたから、お茶が飲みたいとのことで、道路沿いの「ベネックスカフェ」に行きました。あまりに小洒落ているので、若干、戸惑いましたが、お値段はリーズナブルなものでした。今流行のラッコッタチーズのパンケーキを食べました。異様に柔らかい食べ物でした。
千葉鉄道第一連隊 べネックカフェ (2015年11月15日)
千葉刑務所と千葉公園は大変近く、千葉公園の最寄りのパーキングまでの移動時間は15分くらいです。でも、パーキングから、千葉公園まではやや歩きます。その後の予定の風船爆弾の製作小屋や格納庫までは結構歩きました。
千葉鉄道第一連隊 千葉公園駅 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 千葉公園入口 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 落ち着いた園内 (2015年11月15日)
さて、千葉公園には練習用のトンネルや橋脚が残っています。
まずは、ウィンチ台を探します。池のほとりを巡っていくとありました。そこには、遺構の位置図も飾られていました。便利だな。
千葉鉄道第一連隊 ウィンチ台と言われるもの (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 ウィンチ台と言われるもの (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 ウィンチ台と言われるもの (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 戦跡マップ (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 園内の池にいた亀さん (2015年11月15日)
次は公園の出口付近にある、鉄道第一連隊演習場跡の解説板を見に行きます。物が無いから、あまり面白くはありません。
千葉鉄道第一連隊 演習跡の解説板 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 演習跡の解説板 (2015年11月15日)
もう少し池を巡ってみると、荒木山の標柱と荒木山の由来・解説板に行けます。
千葉鉄道第一連隊 荒木山標柱 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 荒木山にあるお勧め戦争遺跡散歩コース (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 荒木山由来の碑 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 碑文 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 碑に残る当時の地図 (2015年11月15日)
荒木山の坂を下っていくと、ごつい橋台が見えてきます。架橋演習の橋台跡です。当時の写真もあり、なかなか興味深いところです。
千葉鉄道第一連隊 模擬橋台跡 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 模擬橋台跡 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 模擬橋台に残る写真板 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 模擬橋台近くの解説板 (2015年11月15日)
最後は、千葉市中央・稲毛公園緑地事務所に向かいます。ここに、トンネル工事跡が残されています。事務所の門は閉められていましたので、伸び上がって写真を撮りました。訳を知らない人が見たら、変な人たちに見られてしまいますね。
千葉鉄道第一連隊 模擬隧道跡 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 模擬隧道跡 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 模擬隧道跡 (2015年11月15日)
公園内の散歩だけで、すっかり疲れてしまったので、モノレールで「千葉公園駅」から「作草部駅」まで,一駅だけ乗ります。
千葉鉄道第一連隊 千葉モノレール (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 千葉公園駅構内 (2015年11月15日)
降りてすぐに計量検定所があるのですが、その敷地内に遺構が残されています。
気球連隊跡地だそうです。この木造建物は気球連隊の施設ということですが・・さて、真相は?
千葉鉄道第一連隊 千葉県計量検定所 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 千葉県計量検定所 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 千葉県計量検定所 (2015年11月15日)
ここからやや東のほうに歩いていくと、川光倉庫(株)があります。今は米穀倉庫として用いられておりますが、戦争中は風船爆弾の気球を作った格納庫だったらしい。あの明治大学にあった風船爆弾ですね。
この格納庫は昭和4年(1929年)に建てられたもので、厚いコンクリートとスレート屋根で出来た、かなり大きなものです。休日で事務所に誰もいなかったので、caccoは無断で中に入っていっちゃいました。ハラハラしていると、休日出勤をされている女性が入れてくれました。結構、見学者が多いので、見学者に慣れっこになって居るのかもしれない。
風船爆弾は、ガスを詰めて浮かして動作確認するために天井が高い必要があったのかも。この格納庫の大きさは、気球と言うよりは飛行船の格納庫のもののようだ。
千葉鉄道第一連隊 川光倉庫 格納庫跡 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 川光倉庫 格納庫跡 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 川光倉庫 格納庫跡 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 川光倉庫 格納庫跡 裏に回ると (2015年11月15日)
鉄道第一連隊の材料廠跡の建物が、近くの千葉経済学園に残っています。もう、疲れちゃって、足が棒のようですが、我慢していって見ました。この時、caccoのカメラは電池切れになりました。撮影する対象物が無い時には、スイッチを切っておかなくちゃあ。
千葉鉄道第一連隊 千葉経済大学 材料廠跡 (2015年11月15日)
おお、あった、あった。caccoは携帯を持って、建物の背面に回ります。
内部も撮影できて良い記録になりました。
千葉鉄道第一連隊 千葉経済大学 材料廠跡内部 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 千葉経済大学 材料廠跡内部 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 千葉経済大学 レール跡 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 千葉経済大学 レール跡 (2015年11月15日)
千葉鉄道第一連隊 千葉経済大学 材料廠跡 (2015年11月15日)
ここから、車を止めてある駐車場まではモノレール2駅分で本当に疲れました。
津田沼駅前の千葉工業大学の正門には、鉄道第二連隊の門がそのまま残されています。また今度千葉に赴いたら見ることにしましょう。