綱島公園地下壕(2015年5月3日)
この日は港祭りの日で、海岸通りに車で行ってみたら、パレードがあり規制されており、象の鼻パークに行けませんでした。
悔しいので、予てから前を通るたびに気になって居た、綱島公園に行ってみました。車はすぐ隣の東急ストアの駐車場に入れて探訪開始です。
以前から、綱島街道を通っていると、階段の脇に防空壕跡があり、入口を青いトタンで塞いであるところが気になって居ました。暴走族の手になるものでしょうか、トタンに星が描かれています。
色々調べてみると、ここの山には陸軍の地下壕があったようで、密かに地下壕に潜入した方のサイトがありました。ここは有名ではありませんが、慶応大学日吉校舎の地下壕同様、大変素晴らしいものだと思います。
綱島公園地下壕 他人のブログから (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 他人のブログから (2015年5月3日)
勝手に引用、ごめんなさい http://yakumo1100.blog.fc2.com/blog-entry-180.html
この地下壕は、是非、横浜市の戦争遺跡として登録し、見学会を開催して欲しいものです。
ここが星が掛かれている防空壕の入口。この脇の階段がとても急です。
何でも、102段あるとかで、途中まで数えていましたが、息が切れる方が辛く諦めました。
上る切ると、鳥居があります。手水の石函もありますが、清水は湧いていません。
綱島公園地下壕 綱島街道沿いにあります (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 階段の前で登れるか考えるうさお (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 この星印です (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 誰のいたずら書きやら (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 この急な階段 (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 気息奄々のcacco (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 神明社の鳥居 (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 手水鉢? (2015年5月3日)
開けたところに「綱島鎮守 神明社」の石碑が建っています。この周りに地下壕に入る入口があるのかと、探し回りましたが、見つかりません。裏に回ると、天照大神を祭ってあるみたいです。
綱島公園地下壕 神明社の碑 (2015年5月3日)
もう一つ、石碑があるのでこの周りも探してみました。崖が急ですので、転がり落ちそうです。探せませんでした。
この石碑は「桃雲臺(横浜貿易新報社)」と書かれており、昔はこのあたりの名産品、桃の畑が一望できたのだと思います。裏地は白墨で「戦犯 ヒロ仁、アキ仁、ナル仁」の落書きがありました。
戦争に駆り出された老人が書いたのか、はたまた無知な中学生が書いたのか、ここが陸軍の地下壕であること考えると、何か意味があるのかもしれません。
綱島公園地下壕 桃雲臺の碑 (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 桃雲臺 碑の裏 (2015年5月3日)
周囲を探してきた結果、多分ここが、地下壕の入りだろうと思います。しかし、周りには住宅や、マンションが密集しており、人の目があるため入るのは諦めました。
って、言うかもう、私たちにはそんな体力もないのが、現実でした。
綱島公園地下壕 入口はここか? (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 西側から (2015年5月3日)
綱島公園地下壕 東側から 開発のため擁壁で覆われている (2015年5月3日)