鉄ちゃん風廃線編2   


 早川徳次率いる東京地下鉄道株式会社(浅草-新橋間)と、五島慶太率いる東京高速鉄道株式会社(渋谷-新橋間)がそれです。それではもともと分かれていた二つの路線の新橋駅は二つあったはず。それはどこなのでしょうか。
電車に乗っているだけでは決して見ることは出来ない退避線がその駅です。
そこにはその当時使われていた駅名表示のタイルが残っています。(右から書いてありますよ!「 建設業界」より)


銀座線新橋駅 待避線の中 (2001年11月2日)

銀座線新橋駅 それらしきところを探しますが (2001年11月2日)

銀座線新橋駅 この壁の裏側か  (2001年11月2日)

銀座線新橋駅 結局探せなかった  (2001年11月2日)

銀座線 新橋駅跡 土木工業協会「建設業界」より (2001年11月2日)

銀座線 新橋駅跡 土木工業協会「建設業界」より (2001年11月2日)

万世橋仮駅跡

 万世橋駅は銀座線の中にあっては特殊な駅です。建設の途中までは存在した仮駅なのです。
 当時、中央線の神田駅と繋げる予定でしたが、工事の遅れがあり中央線万世橋駅(今はもうありません)と連絡させました。
 N.119 と書かれた柱の下に銘盤があり、「新硬頭1 外側?換」とあります。何のことでしょう。
 駅にしてはやけに天井高が低く手を上に伸ばすと着いてしまいます。また、電車の直ぐ傍にごつい柱があり、何処に電車のドアが来るか判りませんが、下手をすると柱のために閊つかえて乗れませんね。この柱の両脇に階段があり電車はどの高さを走っていたのでしょうか?
 この当時のトンネルの天井は、アールヌーボーのようで半円形を成しています。


銀座線 万世橋仮駅跡 (2005年2月26日)

銀座線 万世橋仮駅跡 (2005年2月26日)

銀座線 万世橋仮駅跡 (2005年2月26日)

銀座線 万世橋仮駅跡 向こうに地上に出る階段がある (2005年2月26日)


元に戻る