本州最北端の転車台
うさお
&Cacco
本州最北端の転車台が津軽鉄道「津軽中里駅」に残っています。転車台とは一方向走行のラッセル車などの車両を台の上で回転させ、進路を逆にする装置です。
ラッセル車
https://response.jp/article/2017/05/17/294824.html
より
まるで鉄仮面のようですね。津軽鉄道「津軽五所川原駅」にも、同様な転車台が残っており、グーグルマップでも確認することが出来ます。
私達は宮越家のステンドグラスを見に来たので「津軽中里駅」に向かいます。
津軽中里駅 2024年10月14日
運よく駅にディゼル車が入構しています 2024年10月14日
真っ直ぐな鉄路と夏服の則雄さん 2024年10月14日
ここの転車台は機関車などを台に乗せた後、人力で回転させます。モータでなく「この人力で」というところが大変珍しいそうです。
津軽中里駅転車台 Caccoが眺めています 2024年10月14日
津軽中里駅転車台 確かに円形の線路が敷いてある 2024年10月14日
正面の倉庫のようなところは検修庫だと思う。鉄路が延びているのでラッセル車の車庫だったのかも知れません。横に回ってみると看板には「金木自動車学校」とありますが、これは単に宣伝の看板でしょう。周りを見渡しても自動車学校は見えない。
検修庫「金木自動車学校」 2024年10月14日
中を覗くと線路と保線工具があります 2024年10月14日
津軽中里駅転車台 手入れはされているようです 2024年10月14日
津軽中里駅転車台 近隣の家が近い 2024年10月14日
大変満足のいく鉄道遺構でした。うさおの大好物です。転車台と言えば、横浜港の埠頭に明治時代の船の積み下ろしに使うトロッコの転車台が残っています。丁度、今は無き東西倉庫の裏側に当たり、貨物用の鉄路も残っていました。転車台はわくわくして心弾みますね。
横浜港 トロッコ転車台 2008年10月19日