大阪の名建築を巡ってみるA
                       芝川ビル
                                                                          うさお&Cacco

※淀屋橋の界隈は昔から続いた中小企業の会社が多い。そしてその建物はレトロで親しみやすい。今回は歩くルートをCaccoが事前に選定してくれたもの。見たい建築は12にも及ぶが、うさおの脚がCaccoに及ばないので、歩く速度、歩ける距離(途中休みを入れながら)に制限があるので、9ヶ所に厳選しました。何しろこの後、甲子園に行かなくてはならないので、時間的にも強行軍でした。

淀屋橋 芝川ビル 

 芝川ビルについての詳細な情報については、以下の公式サイトから得られます。
 https://shibakawa-bld.net/about/
 簡単に来歴を記すと以下の通りです。
「芝川ビルを建てた芝川又四郎は、明治16(1883)年に芝川又右衛門の次男として生まれます。曽祖父の芝川新助は唐物商(欧米品の輸入業)を興し盛況でしたが、変動に満ちた近代社会の危険性を感じ取り、リスクの高い唐物商を廃業し、土地経営に転じます。
 昭和2(1927)年、南米マヤ・インカの装飾を纏った芝川ビルが竣工しました。芝川ビルは、自分の事業に用いるにはまだ余裕があったので、教育に関心を持っていた又四郎は「芝蘭社家政学園」という花嫁学校として用いました。「芝蘭社家政学園」では、又四郎の義妹の芝川まきが園長を務め、当時、帝塚山学院の学長であった庄野貞一氏を学監に迎えて、洋裁、和裁、習字、生け花、茶道、割烹など多彩な授業を開講しました。3,000人を超える「いとはん」たちが学んだ「芝蘭社家政学園」は、現在の女子短大のはしりとも言われています。」
※学監とは、学長・校長を補佐し、学務をつかさどる役のこと。

 では、外観から見てみましょう。海外を視察してきた又四郎は、鉄筋コンクリートの建物が地震に強いことを学んでいました。周囲には和建築が多いこの地域で異質の威容を誇っていたと思われます。


辻に面したエントランス なんとなく洋風 2023年9月12日

玄関扉に芝川ビルと記されておりレトロ感満載 2023年9月12日

 竣工当時の写真と比べてみると、ほとんど変わっていないことが分かります。2階の窓面はカーテンで覆われています。それはそれで想像を駆り立てるものがあります。どんな部屋がここにあったのか。家政学校は2階だったのか。


竣工当時の玄関

屋上に社員、関係がそろって記念撮影

側面から見てもレトロ 2023年9月12日

 うさお的には、マヤ・インカの装飾が気になります。この独特のデザイン、悪魔の顔じゃないかとも思えます。うさおはこの建物中では、眠れないかもしれません。


不気味だなあ 2023年9月12日

 大阪ガスビルディングでお昼を食べる予定でしたが、予約を入れないと大阪ガスのレストランに入れなかったので、芝川ビルの地下のベトナム料理屋「リブゴーシェ」に行くことにしました。


お洒落な入口 2023年9月12日

の割に急な階段 落ちそうなうさお 2023年9月12日

雰囲気のある受付 2023年9月12日

梁がむき出しで昭和を感じさせます 2023年9月12日

草臥れ果てているうさお 2023年9月12日

うさおはカレー、caccoは麺 2023年9月12日

お昼なのでお客さんが一杯 2023年9月12日

カウンターの女性が目を配らせています 2023年9月12日

小洒落れた洗面器 2023年9月12日

廊下もレトロ 2023年9月12日

 内装のタイルがとてもお洒落だったので写真に撮っておきました。タイルの組み合わせで和風の桧垣紋に見えるのが面白い。品の良い配色です。


品の良いタイルの色合い 2023年9月12日

 このビルには金子メガネ店が1階にあります。とても格調を感じられる店内ですが、少し敷居が高い感じがします。店名は「The Stage」、銘板に歴史を感じるのはうさおだけか?


金子眼鏡店入口 2023年9月12日

眼鏡店の銘板 1958年に創業 2023年9月12日

窓越しに中を覗く 昭和の世界ようだ 2023年9月12日