74号の書感(うさお)
表紙
ネールアートは何時から世の中に定着していったのだろう。少なくとも80年代はマニュキュアが全盛だったはずだ。付け爪が流行し始めたのは何時の頃かな。爪は皮膚が変化したもの。あまり伸びすぎるとパソコンのキーボードが打ち難くなる。伸びた爪のおかげでキーボード上を指が滑るのだ。元のコンサルタンツ会社の設計、製図の女性で爪が長い人はほとんどいない。土木の設計会社というのは構造計算が主体で、データ入力が重要になるからです。打鍵とマウス操作が仕事のほとんどなので、爪は短く、短くね。お洒落がしたいだろうに可哀そうですね。
電線の安全な取り扱い
親父の本が数冊書棚の奥に残っています。面白いので取り出してみました。建築業に携わった人間として、昭和初期の電気工事の安全管理はどうしていたのだろう。興味はありましたね。しかし、あまりにも初歩的な注意事項で吃驚。でも、事故はそう言った軽視する心から起こるんだよね。うさおも多くのあっと思うことが多々あったよ。ハインリッヒの法則だね。
おもちゃの工作
歌留多 :この間、「チコちゃん」で人間が絵を描けるのは言葉をしゃべる事が出来るからだと言ってました。形を覚えて「四角だ、丸だ」とか言葉にして記憶するんすだそうです。吊り上がった眼をして、ひげが左右にピンと伸び、お口がつんと前に出ていたら、それはきつね君です。うさおは語彙が少ないが、何とか絵をは描いているよ。
一輪車 :うぃ君に意外に受けた。まだ壊さないで遊んでいるもの。
ジグソウパズル:一顧だにされずに終わった作品。ケースを開いてもくれません。
ぴょん :飛んでいくのは大人も大喜びですが、何せ紙のコップに切り込みを入れるので、すぐに壊れてしまうのが難点。
レジスター:最初に作ったおもちゃです。ダイソー行ったり、手間暇かかっています。子供銀行のお金が高いなあ。こればかりは、うさおがリアルなものを作っちゃうと、とんでもないことになっちゃうぞ。
独楽 :折り紙の工程が複雑で、大人の目にはこれが独楽だなんて思えない。うぃ君は器用に指で廻して喜んでいる。意外にきらきらする折り紙が好きみたいです。
鯉のぼり:鯉の開きは可愛いんだけど、筒にすると可愛くない。うぃ君もふんと言う顔をしていた。
横浜広報の楽しみ
いつも目の端でぼんやり眺めていた景色だけれど、こうやって特集してもらえると、そうだったのかと納得しちゃう。それらの橋の近くで撮影もしているのに、ターゲットが違うと橋なんか写して無いもんだな。
また中央卸売市場に行ってきた!
健さんの親戚の「ごん鉄」の祝い札を見に行きました。お寿司屋さんの賛額の中に飾られているので、お寿司も食べちゃいました。目引き袖引きで「あれだよ、あれ」とこそこそ喋り、挙句の果てに「ごん鉄」は親戚なんだよと板前さんに話しかける始末、健さんは下を向いていました。この市場の東側に「神奈川台場」があり、石垣などの遺構が残されています。
グリコの2022年演劇・ライブ・イベント 勝手にベスト5
表紙の指のモデルになったグリコ隊長が、コロナ禍にもめげず旦那さんと一緒に観覧したドキュメントです。玉置浩二のリサイタルの写真は無いのね。う~む。うさおの知らないバンド名が多々出てきます。新横浜スケートセンターは若い時に滑ったことがあります。フィギュアにしとけば良いのに、粋がってスピード靴なんか借りちゃうから、二つの意味で滑りました。おおっ、霧馬山は知っているぞ。お相撲さんは桝席の応援タオルに気付くのだろうか。霧馬山、土俵では集中、集中。
「荘厳ミサ」曲の解説
ミサ曲の解説よりもヴェートーベンの苦悩の半生が面白いです。タツノオトシゴさんも曲の解説はあっさりと終わらせ、後半もヴェートーベンの苦悩に多くを割いています。ケルントナートーア劇場って何処にあるのだろう。ウィンでは、Wiener Staatsoper(国立オペラ座)とMusikverein Wien(学友協会)は行きました。その間を走る道路がケルントナー通りですので、その近くにあるのかな。
そう言えばオペラ座の見学後、その辺を歩いていたら、由緒のありそうな劇場を発見。見ると入口は開いているし、入ったら重厚な緞帳幕のある舞台があり、どうせのことだから舞台で声を出してきた劇場があったけどあれかなあ。
交詢社
慶応OBさんの「地球研究会」の集まりに、臨時会員として聴講しに行きました。倶楽部という語感が表す施設が存在するんですね。一般の人は入れません。常時警備員と受付けのスタッフがおり、検問が厳しかったです。
洋爾の戯言 死の講義
「死の講義」と言う本を読み触発され、「死とは自分が無くなる事だ」に辿り着いた。矢澤さんがね。自分と言う範囲は何かを、矢澤洋爾風の思考展開したもの。うさおには大変難しいテーマです。inputとoutputの行為は自分の範囲ではないが、変換体(肉體※「体」はここでは旧字が相応しいね)は自分である。しかし、「痛みを感じる範囲が自分だ」とすると精神も入ってきてすごく複雑。うさおとしては、群としての因果関係の織り成す図式は何となく理解できます。「自己と愛と運命が三位一体であるという自論に到るのだがそれはまだ遠い話」とは、なにか期待しちゃいます。
広島の四季発見
いいなあ、ゆうこ師匠は。俳句が入ると、急に雅になるもの。
豪商のひと間を占めて雛飾
横浜の鶴見にも「横溝屋敷」という豪農の屋敷が文化財として残されています。春になると大きな雛飾りを展示するのですが、それを思い出しました。大きな雛段飾りなんでしょうね。其処に住まわっていた人々は今はどうしているのか、考えてしまいます。
日舞の先生と俳誌の編集長と大忙しですね。三滝寺の羅漢さんは趣きがあります。行ってみたいですがこれ岩場ですよね。
個人的には丸い尾道福猫が好きです。漫画家の園山しゅんじさんかと思っちゃいました。あちらは俊二さんでしたね。
猫
・最近気になる猫の絵の紹介
・日出彦さんの「猫の傀儡」、傀儡師の猫が阿次郎とともに事件を解決する話です。藤沢の湘南台に向かう相鉄線に「踊場駅」がありますが、そこに住んでいた猫が飼い主に手拭いを貰って旅に出る逸話が残っており、夜に猫たちが踊っていたのが名前の由来です。
・日出彦さんの家に夜な夜な現れる猫の徘徊画像ですが、狸やハクビシンたちも防犯カメラに映るんじゃないだろうか。面白そうだなあ。
・長い間訪れていなかった自由が丘に似せバンクシーがあったとは吃驚でした。
2022年12月発行
発行人 読書を楽しむ会
表紙 cacco
製作 M“s factory