[(an imitation) blood orange]
は、11月28日発売のMr.Childrenのアルバムタイトルです。
 (偽物の)ブラッドオレンジ=(偶像化されてしまった)Mr.Children 自身を指すのでしょうか。例え本物じゃなくても、血を流していても、これからも音楽シーンでやっていくんだ、という決意の表れなのでしょうか。アルバムの中の曲でかれらはこう歌っています。

         無機質なそのビルの中 イミテーションの木は茂る
              なにかの役割を持ってそこにある
     張りぼての命でも人を癒せるなら 本物じゃなくても君を癒せるなら

 もうすぐクリスマス。都心のビルの中に立つ、大きく光り輝くクリスマスツリーを見上げながら、かれが、そのイミテーションの木と自分を重ね合わせている姿を想像したりしています。



9月21日付朝日新聞に「国語世論調査」という記事が載っていました。見出しに「『話せば済むこともメールで』が30%となっている」。うんうん、そりゃそうだよね。メールがあったからこそ、わたしみたいな年寄りが20代の子とだって蜜に連絡を取りあえる。電話とは違う役割をメールはきちんと持っている。なんにでも功罪がある。
 誌上では12の表現を取り上げていました。

あの人は私より一歳年上だ

あの人は私より1コ上だ

腹が立つ

むかつく

走るのがすごく速い

走るのがすごい速い

ゆっくりのんびりする

まったりする

なにげなくそうした

なにげにそうした

とてもきれいだ

チョーきれいだ

正反対

真逆

しっかりたくさん食べよう

がっつり食べよう

中途半端でない

半端ない

とても明るい

全然明るい

あの人みたいになりたい

あの人みたなりたい

寝る前に歯を磨きます、その前に・・

寝る前に歯を磨くじゃないですか、その時に


 ちなみにわたしが日常使ってしまうのは、「1コ」「すごい速い」「チョー」「なにげに」「全然」「みたく」。こんなに使ってるんだと改めてびっくり。「まったり」も「真逆」も時には使います。「すごい」や「全然」はちょっと変だと思いつつ使っているのだから文句も言えないし、タメ口容認派のわたしとしては時代と共に言葉が変化するのは仕方ないとは思っています。ただし美しい日本語には強い憧れを抱いているし、そういう人になりたいし、日本語の美しさがただ崩れていくのだったら我慢できないけれど。

 で、「ばがぼんど」なんだからミスチルのお話。ミスチルの歌詞には12項目の中の3つが使われているんです。

 愛すべき人よ 君に会いたい 例えばそれが恋とは違くとも・・Stay・・
                          95年 Everything(It’s you)


 この歌大好きです。そしてこの「違く」の部分は初めて聴いたとき、何故?と思ったものです。「違っても」と歌ったら自然に流れていくだけですが、こういう表現することによって、すごく印象に残ってしまう。とにかくわたしはこの「く」の部分が大好きなのです。95年当時この表現がどのくらい巷で使われていたのかはわかりませんが、桜井くんは「こういうふうに歌うしかなかった」と発言していたと思います。「ちがく」は変換ができないのでめんどくもありますが。あ、めんどくなんて使っちゃ・・