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まずは創刊の辞
 「はらつづみ」の発行が遅れている、これは聞くところによると編集者BEN氏のあくまでも私的な事情によるそうである。一体このようなことが許されてよいのであろうか。鼓の諸兄姉は皆ご存知の如く、「はらつづみ」にはあの一大傑作「バスルームの戦士」が載っているのだし、10号にはこれも傑作となる噂が立っていない「妖怪爛一族」も載っているではないか、その「はらつづみ」がである、編集者の私的事情によって出ないなんて、女の裸のないつづみ本誌の表紙のようなものではないか(←ここで島内氏大いに笑う)がしかしだ。余りそのことを追求するのはよそう、なんと云っても小生拙文「つれづれに」がボツにされるかもしれないもんネ
 (ひらきなおって)そんな折、我が鼓でも辺境からやって来ることで有名な志賀氏が編集をやって「鼓の特集」を出すと云う、実に喜ばしいことである。というのは同じ編集者でもBEN氏の手に渡った原稿はボツにされる時全く悲惨な目にあうのである、彼のあの体重を見よ。あの体重では小生のこの細身の体で書いたか細い原稿はふんちゃぐられ、めっちゃかむっちゃかぽぽいのポイとあい果てるのではないかと、もう気が気ではないのだ。
ところが志賀氏の方はBen氏ほど体重がない。ということはまだまだ存命の余地、生存の機会が与えられている。しかしである、ここでも用心しなければならないのは志賀氏の弟佐藤隆生氏である。これは元来酒豪淫乱の癖がありそれは彼の先輩に当る古沢氏の確認するところであるが・・・氏が入会したのは二人の〇〇のもつれから、と云うのが五の日会のもっぱらの噂であるが・・・この佐藤氏の酔っている時に原稿を渡そうものなら一体何の紙に使われるか想像しただけでもゾッとする(ここで品川氏大いに笑う)だから絶対に酔った佐藤氏に原稿を渡してはいけない。
 大体鼓でノーブルな、いや違ったノーマルな人間というのは一体何人いるかというと、これが全く捜すのに苦労させられるんで、明確に判っているのは、いつも例会や五の日会で皆からいじめられている池田氏位じゃないか、とその程度しか名前が思い出すことが出来ないのである。そのほかの連中と言ったらもう、これは誰がみても気狂いの集団かと思う程で、小生なんかただただ逃亡の後のリンチが怖いためつつましやかにたまに例会にでる位なものであるから(←ここで綾鼓秘密警察介入しもめる)
(本題にもどって)しかし「綾の鼓」「はらつづみ」「鼓だより」そうしてたまに出るはずの「海賊版」それにこの「鼓の特集」。今鼓は黄金時代にあるのかもしれない。
 氏が編集長の糞闘を祈る次第でアリマス。

 注 尚本記事は次の各委員会の承諾を得。

   鼓倫理委員会 認
   鼓視聴者会議 認
   日本SF作家狂会 認
   日本ファンダム連合 認
   鼓シルヴィ・バルタンを愛する会 認

情報
・先日問題になった創元不老不死の血≠ヘやはり今の内に買っておいた方がよさそうです。
・早川ミステリーの四百何番かのホームズの何とかはまだ出ていないとの情報があります。確認してみて下さい。

ちょっと一言
・オネエサマと、四号校正前に、
「今回は真理子≠ンたいなのはありませんから・・・」
「私も、よく読んだと思うワ」
・片山嬢と、光瀬さんが来なかった時、
「どうも、すいません」
「いいえ」と彼女は全然怒らなかった。
(このスグ後、今夜帰りに暗殺されるのではないかと全身震えが走ったのです。)

知っていますか

・創元社(新は再び取れたらしい)は今回もSF新刊は出ません。(ミステリー2冊)
・早川SF文庫に、文庫SFノヴェルズ ターザンを含めた通し番号がうってあるのはご存知かな?
・レムの翻訳予定ツイベリーダは十月頃だそうです。(吉上氏談)版元は集英社。


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